介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム大分県介護ロボット普及推進センター

伴走支援CONSLUTING

伴走支援では、施設の課題を踏まえた適切な介護ロボット選定に関する助言、職員に対する研修等の実施に関する助言、介護ロボット導入による効果の把握、取り組みの見直しに関する助言等を実施します。

伴走支援の流れ

P
1
改善活動の準備改善活動を検討・実行に移すための体制づくり
  • 生産性向上の取り組みを推進するにあたって、プロジェクトチームをつくります。
  • 現場担当者に任せるだけでなく、経営層(トップ層)も関与しましょう。
  • 経営層(トップ層)から、取り組み開始のキックオフ宣言をし、取り組みの意義等を周知しましょう。
2
現場の課題を見える化介護現場での課題把握
  • どのような現場の課題があるのか、今後どのようなケアを進めていきたいのか、議論して見える化しましょう。
  • 導入したい介護ロボットを前提とした議論をするのではなく、施設・事業所の課題やありたい姿を丁寧に議論することが望ましいです。
3
実行計画を立てる導入後のオペレーション変更の検討、導入後の効果を把握するための定量的な仮説の設定
  • 課題等を踏まえ、介護ロボットの導入をする場合、実行計画を検討します。
  • これまでに介護ロボット等を導入したことがない場合、本冊子[5.付録 介護ロボット導入のためのフローチャート]を参考にしましょう。
  • 一度に複数の機器を導入するのではなく、順次導入するようにしましょう。
  • 機器の特性(適応と禁忌)を確認の上、対象利用者を選定しましょう。
  • 介護ロボットの導入・教育だけでなく、現場のオペレーションをどのように変えるか、を検討しましょう。
  • 導入後、想定される効果を検討し、評価項目を設定しましょう。
D
4
改善活動に取り組む導入準備、利用者へのケアの提供、導入後の効果検証
  • 本冊子を参考に、導入準備(保管場所・活用ルール等の検討)、機器導入・研修、利用者への活用を進めます。
  • 夜勤者で十分な教育ができないことや、ICTに慣れていないために活用が進まないケースがあります。十分な導入期間を確保するようにしましょう。
  • 導入当初は、プロジェクトチームによるミーティング等を月1〜2回程度開催するなどして、メンバーでの情報共有を心掛けましょう。
  • 取り組みの中で、小さな改善活動を進めていきましょう。
C
5
改善活動を振り返る期待していた効果(仮説)に対する効果検証、振り返りミーティングの実施
  • 実行計画の中で設定した評価項目が達成されているかの評価を行いましょう。評価は、利用者への効果・職員への効果・組織への効果の視点で行います。可能な限り定量評価ができるようにしましょう。
  • うまくいった点、いかなかった点を整理しましょう。うまくいった点は好事例として、施設・事業所内に情報共有しましょう。
  • うまくいかなかった点は、原因等をプロジェクトチームで検討しましょう。
A
6
実行計画を練りなおす
  • うまくいかなかった点については、実行計画に変更を加えましょう。
  • 一定の効果が検証できた場合、次のステップに進みます。ありたい姿に向けた次の取り組みや、新たな課題への検討を行いましょう。
  • 導入済みの機器の活用を進める場合、対象利用者・対象となるケアのシーン・より効果的な使い方を検討しましょう。
  • 追加で機器を導入する場合、導入済みの機器と組み合わせて活用することにより、相乗効果が発揮できるかを検討しましょう。

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